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『勝負は6~7割の勝ちで十分。完全勝利は次の大負けの下地となる。』
・・・武田信玄・・・

これは、ご存知「風林火山」の旗をなびかせ、
戦国最強の騎馬軍団を率いた男、武田信玄の言葉だ。
1521年、名門甲斐源氏の嫡流として生を受け、武田家の版図を甲斐(山梨県)
のみならず信濃(長野県)やその周辺にまで急拡大させた大名である。
旗印の「風林火山」は、世界最古の兵法書「孫子」からの引用であり、
その兵法書通りの用兵を実践し続け、織田信長、徳川家康からも恐れられた。
一方で、金山の経営や信玄提の建設など領民に喜ばれる政策も実行し、
その手腕を手本とする現代の経営者も多い。
その生涯戦績は通算72戦49勝、負けたのはたったの3敗。
引き分けが20個だから、つまり9割5分は負けないのだ。
3敗した合戦ではいずれも大きな犠牲を払っているとはいえ、驚異的な戦績である。
さて、8割以上の勝ちが良くないのは、次の戦で油断を生むからだ。
6~7割程度の戦勝が理想である。負けた側の心理を考えても、
完敗させたのでは恨みを残し、戦後政治がしにくくなる。
また、残った敵の勢力を吸収することも難しくなる。
さきほどの戦歴の勝率を算出すると、なんと6割8分。
その有言実行ぶりは、まさに”甲斐の虎”の異名に相応しい。
2016年01月02日 02:00 |コメント|

『刀の切っ先で斬ろうとする者は敗れ、
鍔で相手を倒そうとする者は勝つ』
・・・柳生宗厳・・・

柳生宗厳(むねよし)は、1529年生まれの剣豪で、柳生新陰流の使い手。
あの宮本武蔵や、塚原卜伝と並び称されるほどの使い手である。
大和(奈良県)の土豪であり、長らく松永久秀の家臣であった。
各流派を究めた宗厳の名声は高く、新陰流の祖・上泉信綱から
「無刀取り」という奥義を認められた。
この技は、宗厳が極めた最終奥義で、刀に頼らず、相手を傷つけず身を守るという
文字通り”無刀の境地”であった。
1594年には、徳川家康の招きで、「無刀取り」が披露された。
家康本人が身構え宗厳に向かうと、一瞬にして刀を奪われ後ろに転がり倒れていた。
この日以来、家康は宗厳の弟子になり、宗厳は徳川将軍家の剣術指南役を頼まれた。
彼は68歳と高齢だったため、息子の宗矩がその役を担った。
この宗矩こそ、ご存知柳生十兵衛の父親である。
さて、ある日のこと、宗厳のもとに、親の仇討を決意した男がやってきた。
「相手を見つけたので、明日にでも決行したい。しかし、私の腕は未熟。
負ければ親子共々笑い種になってしまう。」男は必死になって秘策を乞うたが、
長い修行が必要な剣の道、宗厳が教えることはなにもなかった。
ただ、ひとつだけ男に心構えを教えてやった。
それが、この言葉だ。
男は無事、親の仇を討つことができたという。
2016年01月02日 00:30 |コメント|

『侍たるもの、出陣のたびに初陣と心得るべし』
・・・山県昌景・・・

山県昌景は1529年生まれの武田家家臣。
馬場信治・内藤昌豊・高坂昌信と並ぶ「武田四天王」のひとりである。
小兵だったが胆力と計略に優れ、戦場で彼を見つけた敵は
「信玄の小男が出たぞ!」と声をあげたという。
1574年美濃の明智城を攻め、抵抗する織田信長を追い散らし、これを奪取。
「三方ヶ原の戦い」で追込まれた徳川家康は、恐怖の余り馬上で脱糞し敗走した。
昌景に狙われれば、信長・家康とて敵わないのだ。
「なぜ山県隊は、そんなに強いのか?」
武田信玄の弟・信龍がたずねた時、昌景が返した言葉が、これだ。
「戦は臨機応変に戦うもので、決まったやり方はない。
その場その場で対策を立て、工夫し、これが初めての戦いだと心得よ。
緊張感を持ち、油断すれば死に繋がると思え」ということだ。
昌景は「勝てると思っても、勝利を確信しない限り戦わない」と発言するなど 
主君・信玄と同じく古代中国の兵法書『孫子』からの影響が見られる。 
信玄の死後、1575年「長篠の戦い」にて、信長・家康連合軍を前に
勝ち目が見えなかった昌景は、後継ぎの勝頼に撤退を進言する。
すると勝頼は、「命が惜しいか」と嫌味を浴びせた。
怒り心頭した昌景は決死の覚悟で突撃、銃弾の雨を浴び壮絶な戦死を遂げた。
享年46歳。
信長方の資料『信長公記』には、「長篠の戦い」で討ち取った首の一覧があり、
その筆頭には、昌景の名が挙げられている。        

2015年12月31日 13:00 |コメント|

『絵描きとちゃうでっ!!』仕事スタイルを変えたエピソード
・・・竹山勝弘・・・

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あんなに腹立たしかったのは初めてです。
何があったかというと、指示通りに図面を作成させていただいたのに確認時に変更されて、再確認時に元に戻されたのです。
『…やっぱり、こうしておこう…』といった感じです。
即反応して図面の手当てをしたので、関連図面の情報混乱は言うまでもありませんね。
私は、設計者の意図を忠実に表現しても、問題点を共有していなければ手間が掛かり、関係者全ての士気が下がることを学びました。
だからこそ今は、施主様の気持ちになって、なぜそうなるのかを自分の頭で考え
アイデアを(プロの提案) ⇒ 裏付けを持って(質疑応答) ⇒ 共有し(情報発信)
事前検証し尽くすよう心掛けて、仕事をさせて頂くようにしています。
2015年12月25日 10:00 |コメント|
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